牡蠣にはからだを変える力がある

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◇牡蠣の栄養 グリコーゲン

アミノ酸、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいる牡蠣ですが、古くからよく知られている栄養が「グリコーゲン」です。

 グリコーゲン豊富な二枚貝がフタを閉じる力は、グリコーゲンパワーによるもの。その中でも牡蠣のグリコーゲン含有量はダントツ!

 グリコーゲンは、貯蔵エネルギーとして筋肉、肝臓の中に蓄えられ、そのエネルギー源としても使われるほか、細胞の分裂や増殖、赤血球の活性化、肝臓の機能を高めます。

 肝臓には、常にグリコーゲンを貯蔵する役割があり、脳はどの臓器よりもエネルギーを消費するので、糖質が少なくなると肝臓のグリコーゲンをブドウ糖に交換して脳に送ります。

 肝臓の次にグリコーゲンが多いのは、骨格筋と言われている筋肉で、体力は蓄積されたグリコーゲンの量に比例します。

◇牡蠣のタウリン

タウリンとは、カキ、タコ、イカなどに多く含まれる含竜アミノ酸の一種です。

人間の筋肉や脳、目の網膜、心臓や肝臓などの臓器に多く含まれておりm、体内では十分な量が合成できないので、食事から摂取するのが望ましいといわれています。

タウリンには体温や血圧、血糖値などのバランスを保とうとする働きがあります。また、心臓から出ていく血液の量を増やし、心筋の収縮力を高めてうっ血性心不全を防ぐ働きもあり、心不全治療の医薬品としても使われています。

ドリンク剤などで知られているタウリンは、科学的に合成されたものですが、牡蠣のタウリンは天然なので、過剰摂取しても自然に排泄され、安心して摂取することができます。

タウリンの働き

〇血圧を正常に保つ

〇心臓の働きを強化する

〇肝臓の解毒作用を強化する

〇インスリンの分泌を促進する

〇コレステロール胆石を溶解する

〇気道収縮を予防する

◇牡蠣の栄養―今注目の亜鉛

現在、人間の体に必要だといわれているミネラルは、29種類あり、そのミネラルの中で、今最も注目されているのが亜鉛です。世界中で亜鉛に関する研究が盛んに行われています。牡蠣の含有量は可食部100g中13.2㎎で、これほど多く含む食品は他に見当たりません。

 亜鉛は、各種ホルモンの分泌や調整に欠かせない、重要なミネラルです。

200種以上の酵素の構成成分である亜鉛は、正常な細胞分裂に不可欠なミネラルです。新陳代謝を促進し、皮膚や髪、爪に潤いを与え、ツヤを増し、健康に保ちます。脱毛にも効果があり、活性酵素を消去する酵素の働きを強め、味覚を正常に保ってくれます。免疫機能を正常に保ち、ウイルスの侵入を防ぐ働きもあります。

亜鉛は、女性らしさ、男性らしさを保つミネラルです。女性ホルモンが正しく機能するために欠かせない栄養素で、男性の生殖能力にも影響を与えるミネラルです。年を重ねたり、ストレスがたまると、消耗し不足しがちですので、充分補給することが大切なのです。

◇牡蠣の栄養―栄養のオーケストラ

牡蠣には、ビタミンA、ビタミンB6、B12などが多く含まれていることも知られています。

 ビタミンAは、目や肝臓の働きにかかわりが深く、粘膜や皮膚の形成に欠かせないものであり、ビタミンEには、過酸化脂質の生成を防ぐ働きがあり、老化防止に力を発揮します。ビタミンB6は欠乏すると、貧血や皮膚炎、成長の遅れなどを引き起こし、ビタミンB12も貧血の予防に重要で、抹消神経の傷を修復する作用ももっています。

栄養素には、いくつも重複するものがあることにお気づきですか?例えば、タウリンも亜鉛もビタミンAも、目の機能を正常に保つのに重要な働きをします。様々な栄養素が、複雑に影響し合い、相乗的な効果となるのです。

牡蠣には、まだまだ知られざる力が秘められているのです。

☆抗酸化作用をもつ牡蠣の成分により、活性酸素やフリーラジカルの除去に必要な「グルタチオン」をいう物質が体内で増えるといわれています。