延寿石鹸の生薬成分

<配合されている生薬の働き>

・乾燥炭酸ナトリウム

 角質軟化、脂肪軟化の作用あり、老化した角質を洗い流す。(皮膚を清潔に保つ)

・ウイキョウ(せり科)

 精神安定作用(芳香性)、鎮痛作用(かゆみを止める)、健胃消化薬、香辛料、調味料としても使われている。

・良姜(リョウキョウ しょうが科)

  血行促進(保温)、芳香性健胃、鎮痛、鎮吐薬として用いられる。

・カンピ末(みかん科)

 精神安定作用(芳香性)、血行促進(保温)。ミカンの皮の粉末。

・樟脳油(ショウノウ くすのき科)

 皮膚外用薬に配合して軟膏、擦剤、チンキにて神経痛、しもやけ、打撲傷、疥癬などの皮膚病に用いられる。クスノキから得られた精油。

・竜脳(リュウノウ ふたばがき科)

 精神安定作用(芳香性)。漢方では高貴薬とされ発汗、去痰、止痛、消腫などの効果があり、中耳炎、できもの、結膜炎などに応用される。

・松皮(マツカワ まつ科)

血行促進(保温)、抑真菌作用(感染症を防ぐ)。ドキンピエキスには抑真菌作用が認められており、湿疹、たむし、神経性皮膚炎などに用いられる。

・センキュウ(せり科)

血行促進作用(保温)、鎮痛作用(かゆみを止める)、補血、強壮、鎮痛、鎮痛薬として貧血、生理不順、冷え性、生理痛などに用いられる。

・丁字末(チョウジ ふともも科)

 精神安定作用(芳香性)、鎮痛作用(かゆみを止める)、抑真菌作用(感染症を防ぐ)、化粧品、香水、防虫剤として、また食用の香辛料に使用されている。

・菖蒲根(ショウブ さといも科)

 抑真菌作用(感染症を防ぐ)、血行促進(保温)。民間では根茎や葉を刻み、布袋に入れて入浴剤とし、神経痛やリウマチに効果があると言われている。

◇炎症を抑えるシコン

シコンは、むらさき草の根を乾燥させたもので、その根は特融の紫色をしています。

シコンは、中国の古典漢方訳書「神農本草経」にも収載されている代表的な生薬の一つで、明代には漢方薬「潤肌膏」の外用剤としてシコンが処方されています。また、日本では、江戸時代の名外科医華岡青洲が考案した「紫雲膏」の主薬にシコンが用いられ、皮膚薬やヤケドの特効薬としてもてはやされました。

シコンの薬効には、清熱、涼血、消腫、解毒作用があり、解熱剤や解毒剤の常用薬として内治療にも用いられています。

また、シコンには優れた抗菌・抗炎症作用、細胞賦活作用などがあり、湿疹、角皮症、水虫、うおの目、ニキビ、あかぎれ、ひびなどの皮膚疾患や、ヤケド、切り傷、すり傷などの外科治療の用薬に処方されています。皮膚の炎症を抑え、皮膚刺激をやわらげ、すこやかな状態を取り戻すのに有効です。