古典にも記されていた牡蠣

「性温(せいおん)、味甘(みかん)。脾胃(ひい)の鬱熱(うつねつ)を去り汗を止め、渇を治し、酒毒(しゅどく)を消し、婦人の気血(きけつ)を収め、久しく食すれば人の顔色(がんしょく)を美麗(びれい)にす。」 『日用食かがみ』

約400年前に編纂された漢方の古典書『日用食かがみ』には、「体の血行を良くし、温める性質があり、脾臓や胃の働きをよくする。寝汗を止め、のどの渇きを取り、二日酔い・悪酔いを防ぐ。神経系のイライラやストレスを解消し、婦人病にも有効。精力の回復にも効果を発揮する。肌を美しくし、きめ細やかにする」と紹介されています。