「牡蠣」なぜ、そんなに注目される?

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世の中は、まさに健康志向ブーム

大気汚染、食品添加物、生体リズムの乱れ、電子機器による電磁波、ストレス…そして「抗酸化」「抗糖化」「活性酵素」「アンチエイジング」など、次々とマスメディアから報じられる様々な環境・健康科学用語も真剣で、切実な健康志向へと人々を導いています。

そこで —- “かき”。

それには当然、確かな理由があります。

あなたの健康、あなたの健康な未来のために、ほんの一部をまとめてみました。

◇便利さは“香り泥棒”(?)

最近の野菜や果物に「香りを感じられなくなった…」と思ったことはありませんか?

それは土壌のミネラル分が減少しているあかし。環境汚染、温室栽培や農薬、化学肥料の影響、見た目や味優先による品種改良の結果、野菜や果物も極端な栄養不足になっているのです。そして、レトルト、冷凍、インスタント食品への加工…。

加工と便利さのプロセスに比例して、天然の栄養バランス、そして身体に不可欠な微量栄養素が削られていきます。

現代人が真からの健康を考えるとき、“食べる”という自然の摂理本来の意味、そして栄養の“質”を問い正さなければなりません。

◇英雄かきを好む

史実として、“かきファン”で有名なナポレオンやシーザーが、好色だったかどうかは定かではありませんが、強精・強壮食としても、昔からかきがその代名詞とされてきたことは事実です。その訳は、豊富なかきの栄養素の中で、特にセックスミネラルと呼ばれる「亜鉛」のズバ抜けた含有量にあります。

最近の男性機能においては、精子の減少、精子のパワー減、奇形などが大きく問題視されていますが、そこにも、食生活に於ける微量栄養素、「亜鉛」の摂取不足と密接な関係があります。

◇“肝・腎・カナメ”のかき

人口の“心臓”はありますが、仮に人口の“肝臓”を作ろうとすると、巨大なビル2つ分もの規模が必要になります。身体の中の化学工場として、肝臓はそれだけ複雑な、そして重要な役割を担っているわけです。

そのうえ、肝臓は無口で働き者。少々の故障で苦痛を訴えようとはせず、肝臓移植が可能なほど、最大限の再生能力を発揮しようと努力するのです。

しかし、社会、生活環境の劣化、お酒の飲み過ぎや服薬により、さらに肝臓に負担がかかっています。健康な肝臓を守り、維持するために、適切な栄養と、とくに微量栄養素の補給を欠かすわけにはいきません。

昔から、二日酔い防止に、“かきが良い”とされてきたのは、かきに含まれる栄養素が、アセトアルデヒド(アルコールによって体内で変化・発生する毒物)の解毒作用、亜鉛による肝臓酵素の活性化に関与し、かきのタウリンをはじめとする、良質のタンパク質などの栄養成分の相乗作用にとり大切な肝臓をサポートするためなのです。

また、心臓・腎臓・すい臓などの健康維持、現代生活で特に増え続けている糖尿病などの生活習慣病、アレルギー、認知症、うつ病などの予防対策にかきが良いとされるのも、そこに含まれる栄養素の種類、含有量の豊富さ、栄養バランスの相乗効果によるものです。

◇美人の「知恵食」

スリムなボディに美しい肌。

冷え性、貧血、肩こり知らずの健康な毎日…。

かきは、女性の理想についても、改善を約束してくれる食べ物です。

様々な医薬・医療品で、局所の治療をするのではなく、かきはあくまで、身体が必要とする自然バランスの栄養補給で、女性の美しさの為に必要な嬉しいベースを整えてくれます。

その代表的な効果が基礎代謝のアップ。

血液の流れを良くしながら、全身に微量栄養素を補給していきます。

◇「海」の処方に人類の英知を!

かきはあくまで天然の食べ物。量、嗜好、季節も限られます。

そこで人間は、“牡蠣(かき)”という、海から生まれた自然の栄養成分に新たな英知をプラスし、“かき肉エキス”として、季節を問わず、そして場所や料理法を気にせずにいつでも摂取できる栄養補助食品を誕生させました。

そしてさらに、かきの栄養成分の中から特に現代人に必要な栄養素を「Z物質」として確認し、血液がサラサラに流れる成分(血小板凝集抑制作用)として配合することにも成功したのです。

かきが注目を集める現代、類似の粗悪品も出回っています。あなたの健康の為に、必ず信頼ある専門店・専門家のアドバイスを受けてお選びください。

◇1万年分の、臨床データ(?)

歴史の教本を開けると、原始時代のページでは、必ず「貝塚」という言葉が登場します。

ご存じのように、一万年前にも及ぶ、私たちの祖先が食べ残した貝殻の山ですが、そこにはシジミでもアサリでもなく、かきの殻が一番数多く発見されているのです。

さらに、ジュリアス・シーザー、ナポレオン、バルザック、釈迦、日本では武田信玄、頼山陽などの歴史的人物、英雄たちがかきを好色としていたことも、今に語り継がれています。

当然、現代と違って、その栄養成分を分析したり、臨床データを上げたりするのは不可能な時代です。

人間本来の英知が、古代からかきのすごさを認識していたと言えますね。

◇現代科学の目を通すと、、、、、やっぱり、そしてもっと凄い!

<牡蠣に含まれる栄養成分>

☆ミネラル

亜鉛、ナトリウム、カルシウム、鉄、カリウム、リン、マグネシウム、銅、マンガン、セレン、モリブデン、クロム

☆ビタミン

ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、ビオチン、パントテン酸、ナイアシン

☆アミノ酸

アルギニン、チロシン、アラニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、シスチン、タウリン

<必須アミノ酸>

リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、バリン、スレオニン、トリプトファン

☆炭水化物

☆グリコーゲン